指定医療機関・加算等に関する掲示事項

当院は以下の指定医療機関です

・保険医療機関(健康保険法第63条第3項第1項)

・結核指定医療機関

・生活保護法

・中国残留邦人等支援法

・特定疾患治療研究事業委託

・ウイルス性肝炎進行防止対策・橋本病重症患者対策医療給付事業

・先天性血液凝固因子障害等治療研究業務委託

・難病の患者に対する医療等に関する法律

・労災保険

・原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律

・全国がん届出診療所

・身体障害者福祉法

当院は以下の施設基準について届出を行い、加算を算定しています

■ 明細書発行体制

医療の透明化や患者様への情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。

■ 夜間・早朝等加算(時間外対応加算Ⅰ)

以下の時間帯に受診された場合は、診療受付時間内であっても、また予約診療であっても「夜間早朝等加算」(50点)が算定されますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

平日:18時〜19時,土曜:12時〜13時

■ 医療情報取得加算

当院はオンライン資格確認を行う体制を有し、質の高い診療を実施するための十分な情報(薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報)を取得・活用して診療を行っております。以上の体制により、2024年6月より、医療情報・取得加算として、以下の点数を算定します。

・初診(月に1回)
 健康保険証にて資格確認を行った場合 :3点
 マイナ保険証にて資格確認を行ったが、診療情報の取得に同意しない場合 :3点
 マイナ保険証にて資格確認を行い、診療情報の取得に同意した場合 :1点
 他の医療機関から診療情報提供を受けた場合 :1点

・再診(3ヶ月に1回)
 健康保険証にて資格確認を行った場合 :2点
 マイナ保険証にて資格確認を行ったが、診療情報の取得に同意しない場合 :2点
 マイナ保険証にて資格確認を行い、診療情報の取得に同意した場合 :1点
 他の医療機関から診療情報提供を受けた場合 :1点

※ 正確な情報を取得、活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。

■ 医療DX推進体制整備加算

当院では医療DXを推進して質の高い医療を提供できるように体制を整備しています。
オンライン資格確認システム等により取得した医療情報等を活用して診療を行うほか、マイナ保険証の利用や電子処方箋の発行、電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取り組みを、今後導入し実施していく予定としています。

■ 情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)

当院では、かかりつけの皆さまに、情報通信機器を用いた予約診療(いわゆるオンライン診療)を行っております。オンライン診療をご希望の方は、診療時に医師にお申し出ください。なお、初診の場合は向精神薬等の処方ができない場合があります。また、患者さんの状況に応じて対面診療をお勧めする場合がありますので、ご了承ください。

■ 後発医薬品(ジェネリック医薬品)使用体制加算

当院では、後発医薬品の使用に積極的に取り組んでおります。また、医薬品の供給不足等が発生した場合、治療計画の見直しや、適切な対応ができるように体制を整備しております。なお、状況に応じて皆さまへ投与する薬剤が変更となる可能性があります。

■ 一般名処方加算

当院では、一般名(成分名)により処方しております。この為、保険薬局において銘柄によらず調剤し、柔軟な対応することができます。

なお、令和6101日より患者さまが一般名処方の処方箋から長期収載品(先発医薬品)へ変更を希望された場合は、薬剤費の一部が「選定療養費」の対象となり、ご負担いただくことがございます。

■ バイオ後続品使用体制加算

当院では、バイオ後続品の使用に積極的に取り組んでおります。

■ 地域包括診療加算

当院では通院中の皆さまに関して以下のようなご相談を承ります。

・健康相談および予防接種に係ること
・介護支援専門員および相談支援専門員からの相談に係ること
・介護保険制度の利用に関すること(介護認定に係る主治医意見書の作成)

なお、院外処方を行っており、よつば薬局(せせらぎ店・本店・アルサキット店)、アイン薬局網走厚生病院店等と適宜情報交換を行うなど連携しております。

■ 機能強化加算

当院は「かかりつけ医」として以下の取り組みを行っております。

・他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握したうえで服薬管理を行います。
・健康診断の結果に関する相談など、健康管理に関するご相談も承ります。
・必要に応じ、専門の診療科を有する医療機関をご紹介いたします。
・保険・福祉サービスに関するご相談を承ります。
・夜間、休日等の緊急時の対応方法について情報提供いたします。

■ 外来感染向上対策加算

・感染管理者である院長が中心となり、従業員全員で院内感染対策を推進します。
・院内感染対策の基本的な考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
・感染性の高い疾患(インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、発熱外来として診療・待合スペースを別に確保して対応します。
・抗菌薬については厚生労働省のガイダンスに則り、適正に使用いたします。
・標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに従い院内感染対策を推進していきます。
・感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。

■ がん性疼痛緩和指導管理料

当院ではがんの治療を受けていらっしゃる患者さんのさまざまな辛い症状に対応する緩和ケア診療を行っております。

・からだのつらい症状(痛み、息苦しさ、身の置き所のない倦怠感、吐き気、しびれ、下痢、便秘など)
・こころのつらい症状(不安、不眠、気分の落ち込み、いらだちなど)

ご相談は随時受け付けていますので、当院スタッフまでご相談ください。

■ 在宅療養支援診療所(3)・在宅時医学総合管理料

在宅で療養する方を対象に、緊急時の連絡体制及び24時間往診・訪問看護ができる体制等を確保しています。緊急時ならびに必要時には、入院対応が可能な医療機関へ連携できる体制を整えています。

■ 生活習慣病管理料Ⅱ

近年増加する生活習慣病に対し、より効果的・効率的に疾患管理と重症化予防の取り組みを推進するため、厚生労働省は2024年度の診療報酬改定で、管理料の見直しを行いました。

これまで、当院では「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」を主病(主な疾患)として通院されている皆様に対し、「特定疾患療養管理料」を算定してきました。

2024年6月1日以降は、個人に応じた療養計画書を作成したうえでより専門的・総合的な管理を行うべく、「生活習慣病管理料Ⅱ」を算定(移行)いたします。

▼ 窓口負担に係る金額の変更になります(一般的な例)
現行
再診料73点
外来管理加算52点
特定疾患療養管理料225点
処方箋料68点
特定疾患処方管理加算66点
合計484点
2024年6月以降
再診料75点
生活習慣病管理料Ⅱ333点
処方箋料60点
  
  
合計468点

個人情報保護方針(プライバシーポリシー)

 当院では、皆さまが安心して受診できるよう、個人情報の取り扱いに万全の体制で取り組んでいます。個人情報については以下の目的でのみ利用し、その取り扱いには十分注意を払っております。ご質問などは当院スタッフまでお伝えください。

(1) 院内での利用

・提供する医療サービスに関するもの
・医療保険事務に関するもの
・会計・経理業務に関するもの
・医療事故等の報告に関するもの
・院内医療実習への協力に関するもの
・医療の質の向上を目的とした院内症例研究に関するもの
・その他、クリニックの管理運営業務に関するもの

(2) 院外への情報提供としての利用

・他の医療機関、薬局、訪問看護ステーション、介護事業者と連携する場合
・他の医療機関からの紹介があった場合
・外部の医師等に意見、助言を求める場合
・検体検査業務等の業務委託に関連するもの
・ご家族への病状説明
・保険業務の委託に関するもの
・審査支払期間へのレセプトの提供に関連するもの
・審査支払期間または保険者からの照会に回答する場合
・事業者等から委託を受けた健康診断に係る、事業者等へのその結果通知に関するもの
・医師賠償責任保険等に係る、医療に関する専門の団体や保険会社等への相談または届出に関するもの
その他、医療保険事務に関するもの

(3) その他の利用

・医療・介護サービスや業務の維持、改善のための基礎資料
・外部監査機関への情報提供

 皆さまの個人情報を扱う電子カルテなどの医療情報システムについては、当院内部でのアクセスはもとより、インターネットなどを利用したアクセスに関しても十分な安全を確保して不正なアクセスから保護すると共に、コンピュータウィルスの脅威からの保護にも尽力します。医療サービスを提供するにあたり診療録、検査データを株式会社ビーエムエルに保管を委託おります。

 個人情報を預託する委託先とは守秘義務契約を交わしており、皆さまの個人情報の保護や管理が適正に行われることを当院の責任において監督します。

2024年6月1日
さらしな内科クリニック
院長 更科 耕一郎