内視鏡検査のご案内

当院では富士フィルム社製の内視鏡システムを導入しています。上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)用では経鼻用の細いスコープと経口用の通常スコープを、また下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)用では拡大観察が可能なスコープを用いて検査を行います。

胃アニサキス症あるいは異物誤飲時の内視鏡的摘除や、静脈瘤・胃潰瘍出血での止血処置にも対応いたします。大腸ポリープは外来で安全に切除できるケースに限り、その場で治療(切除)することが可能です(ただし、ご年齢や抗血栓薬の内服状況によっては、入院治療が可能な医療機関へご紹介する場合があります)。

大腸カメラの前処置薬(腸をきれいにする内服薬)は、複数のラインナップをご用意しています。洗浄力が強いものや、飲みやすい味のもの、飲む量が抑えられたもの、錠剤の処置薬など、ご希望に沿って選択することができます。詳しくは当院看護師までお声をおかけください。

飲む量洗浄力注意事項
モビプレップ配合内用剤梅ジュース1.5L現在の主力
ニフレック配合内用剤薄いレモン味2L○〜◎一昔前の主力
腎臓が悪い方でも使用可
ピコプレップ配合内用剤オレンジ味2L以上△〜○透明なジュースなどを使用可
腎臓が悪い方は使用不可
ビジクリア配合錠無味(錠剤)50錠液体の下剤が嫌いな方
高齢・高血圧症の方は不可
腎臓が悪い方は使用不可